この記事では、「プログラミングを独学する際におすすめの本」を紹介しています。

私自身、もともと大学は文系だったので、プログラミングを独学していました。
その際にサイトや本を使って学んだり、プログラミングスクールに行ったりしてエンジニアとして就職しました
なので今回は、今まで僕が読んできたプログラミングに関する本の中からおすすめできるものを紹介していきます!
プログラミングを独学するのに本で学ぶメリット・デメリット

メリット
プログラミング独学するのに本を使って学ぶメリットとしては、
- 比較的低価格(数千円)で購入できる
- 体系的な知識を学ぶことができる
- 特定の分野・言語に特化した知識を得ることができる
が挙げられます。
特に体系的な知識を学べるのが本の良いところかなと思っており、
理由としては、プログラミングを独学し始めたての頃は本当に右も左も分からない状態なので、そんなときに本を読むことで、体系的に知識を整理しやすくなるからです。
デメリット
反対にデメリットとしては、
- 本を読んだだけで満足してしまう
- 古い本の場合、参考にならない可能性がある
- どの情報が本当に必要なのか、取捨選択ができない
が挙げられます。
特にプログラミングの言語について書いてある本などは、言語自体頻繁にバージョンアップするなどして、以前のバージョンとは全く違う仕様になるといったこともあります。
そのため、「本にはこう書いてあるけど、手元で動かしてみるとエラーになってしまう」みたいなことが古い本の場合、起き得ます。
実際に僕もかなり前に発売された本を購入して実際にコードを本に記載してある通りに書いたらエラーになったことが何回かあります笑。
プログラミングを本で独学する場合に気をつけていたこと

どういった本かにもよりますが、プログラミングの言語やフレームワークに関して書いてあるものに関しては、読むだけではなく実際に手を動かしてコードを書いてみることが大事だと考えています。
本を読むだけの場合と実際にコードを書いてみる場合とでは習熟度も変わってくると思っていて、読んだだけだと、実際にコードを書く際に、何をどう書けばいいのか全く分からない状態になるかと思います。プログラミングの独学を始めたての頃の私もそうでした。
プログラミングを独学するときにおすすめの本

ここからは、プログラミングを独学する際におすすめの本をカテゴリ別に紹介していきます。
最初からがっつりプログラミング言語を学ぶよりは基礎的な知識であったり、プログラミング周辺知識の理解を深めたほうが、後々言語の理解も進みます(実体験)。
また、私自身学生時代、Webの制作会社でアルバイトをしていたことや、現在Webエンジニアとして働いていることから「Webアプリを作ってみたい人向け」「Web制作をやってみたい人向け」におすすめのプログラミングに関する本を紹介していきます!
Webアプリを作りたい人向け
1. Webシステムの基礎を学ぶ
まずは基礎からということで、Webシステムの基礎を学ぶことができる本から読むことをおすすめします。
最初からプログラミング言語やフレームワークの本を買って、それを読むのも良いとは思いますが、まず全体像を把握することが先決だと思うので、こちらから紹介させていただきます。
「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか
まず1冊目はWebアプリケーション開発の基礎の基礎をしっかり学ぶことができる本です。
通信技術やソフトウェアの開発技術など、Webシステムの仕組みについて丁寧に書かれています。
発売日はかなり前ですが、Webシステム自体の仕組みは短期間で早々変わることはないので、あまり気にする必要はないかと思います。
Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST
2冊目もWeb周りについて学べる本です。タイトルに書いてあるようにWebを支えている技術に関して、どういう歴史がありどういう設計思想から生まれたのかなどが書いてあります。
プログラミングを学ぶ前にこういった基礎的な知識を身につけておくことが何より大事だと、今になって思います。
2. プログラミング言語の基礎を学ぶ
ここでは、プログラミング言語の基礎的なことを学べる本を紹介します。
私が現在、言語としてはPHPを使っているということもあり、PHPのおすすめの本を紹介していきます。
よくわかるPHPの教科書
1冊目は、たにぐちまことさんが書かれている「よくわかるPHPの教科書」で、前半ではPHPの基本的な構文を学ぶことができ、後半では実際に簡単なWebアプリを作っていくといった内容です。
構文だけ書いてある本であれば、公式ドキュメントを読めばいいだけなので、読む必要はあまりないと思うのですが、この本では本に書いてある内容のコードを書けばWebアプリを作ることができるのが特徴です。
3. フレームワークを触ってみる
プログラミング言語の基礎を学んだら、フレームワークを触ってみましょう。
実際コードを書くとなるとほとんどの場合フレームワークを使うことになると思います。
私は普段、PHPのフレームワークであるLaravelを使っているので、そちらの本について紹介します。
PHPフレームワーク Laravel入門 第2版
「PHPフレームワーク Laravel入門 第2版」は、他の書籍などに比べても、体系的にまとめられていると感じました。
この本は、最初にフレームワークを触るときにおすすめできる本です!
PHPフレームワーク Laravel実践開発
「PHPフレームワーク Laravel実践開発」は、上記で挙げた「PHPフレームワーク Laravel入門 第2版」を読み終えた後に読むと良いかと思います。
こちらは、フレームワークを初めて触るという方にはおすすめできませんが、もっとLaravelの機能や仕組みへの理解を深めたいという方におすすめできる本です。
Web制作をやってみたい人向け
Web制作と言っても、WebデザイナーやWebコーダーなど様々ですが、今回はWebコーダーの人におすすめの本を紹介しています。
1. 基本的なマークアップ言語から学ぶ
まず、マークアップ言語(HTMLやCSS)を書けない場合は、ここから学びましょう。そもそもこれが書けないと、プログラミング言語も上手いこと書けないと思います。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
HTML&CSSの知識が全くなくても、この本を読めば、体系的に学ぶことができるかと思います。かなり丁寧に書いてあるので、初心者でも挫折しにくいと思います。
2. JavaScriptとjQueryを学ぶ
続いてプログラミング言語であるJavaScriptを学びましょう。HTML&CSSだけを作ってホームページを作ることも可能ですが、ほとんどの場合JavaScriptやJavaScriptのライブラリであるjQueryを使います。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版
まず、JavaScriptを学ぶのにおすすめの本がこちら。
入門書としてはこれがベストかなと思います。解説も丁寧で、難解な部分も噛み砕いて説明してくれています。
jQuery最高の教科書
jQueryに関しては、こちら!
「jQuery最高の教科書」はざっくり目を通しておいて、現場で分からない箇所が出てきたときに読み直すという方法がおすすめかなと思います。
3. WordPressを学ぶ
続いてWordPressです。企業によってはWordPressをWebコーダーが担当しないところもあるので、必要ない方はこちら学ばなくても良いです。
ビジネスサイトを作って学ぶ WordPressの教科書 Ver.5.x対応版
この本は、
- HTML&CSSの知識はあるけど、WordPressは触ったことがない
- PHP初心者
- WordPressを用いてサイトを作りたい
という方におすすめできる本です。
私自身この本を読むまで、WordPressを触ったことがなかったのですが、初心者でも分かりやすく書かれていました。
本を読む気がおきない、本は苦手という方には効率的に学べるプログラミングスクールがおすすめ

ここまで、プログラミングを独学する際におすすめの本を紹介してきました。
ただ、「本を読むのが苦手」「そもそも本を読む気がおきない」といった人もいるかと思います。
そこでおすすめなのが、プログラミングスクールです。
プログラミングスクールであれば、講師や質問できる環境が整っているため効率的にプログラミングを学ぶことができます。
実際僕自身も、本やサイトで基礎的な知識を身につけたあとは、テックアカデミー というオンライン完結のプログラミングスクールに通っていました。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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