この記事では、「コーダーとして働くために必要な技術やスキル、勉強方法」について書いています。

この記事を書いている私は、学生時代にWeb制作会社でコーダーとしてアルバイトした経験があります。現在はエンジニアとして働いています
コーダーとはそもそも何か?

コーダーとは、設計書やデザインをもとにソースコードを書く人のことです。
この記事では、「コーダー=HTMLコーダー」として取り扱っていきます。
コーダーの求人数
コーダーの求人数はというと、Indeed でコーダーと調べたところ70件ヒットしました。ただ、ほとんどの求人が東京です。

コーダーの年収
コーダーの平均年収は約300万ほどになっています。(転職会議より:https://jobtalk.jp/salary_matome/jobs/107)
決して高い年収とは言えませんが、新しいスキルや持っているスキルを伸ばしていくことで年収を上げていけると思います。
コーダーの仕事内容は?
会社によって担当する範囲や業務内容が違うのであくまで一意見として参考にしてください
コーダーの仕事内容としては、「Webデザイナーが作成したデザインカンプをもとにコーディング」することが主です。
クライアントから修正が入れば修正しますし、モール(楽天、Yahoo、Makeshop等)によってコーディングに制約があったりします。
コーダーとして働くために必要なスキル
コーダーとしてアルバイトをしていて、コーダーとして働くために最低限必要なスキルは以下だと感じました。
- HTML、CSS、JavaScript(jQuery)
- Photoshop
HTML、CSS、JavaScript(jQuery)
ほとんどの Web ページでは、HTML、CSS、JavaScript(jQuery) が使われています。
なので「HTML & CSS → JavaScript」の順番に学習することをおすすめします。具体的な学習方法については、後ほど説明します。
Photoshop
私自身コーダーとしてアルバイトをするまでは、Photoshop を一度も触ったことがありませんでした。
上司の方に、最初に基本的な使い方を教えてもらい、実際の案件を経験していく中で調べながら使い方を学んでいきました。
この経験から、コーダーが Photoshop を使うにあたって出来るようになっておくと良いこととして、以下が挙げられます。
- デザインカンプから値を取得(文字の大きさ、文字間隔、余白など)
- 画像の書き出し(.psdから.jpgや.pngに)
最低限上記2つが出来ればOKです。
コーダーになるための勉強手順
もし自分の知識が0の状態からコーダーになるなら、どういう風に勉強していくかについて書いていきます!
STEP1:まずは HTML & CSS を勉強する

具体的には、以下の順番での学習をお勧めします。
- Progate でHTML & CSS コースを全てやる。コラムに書いてあるチュートリアルもやる
- ドットインストールで HTML コース、CSS コース全てやる
- Udemy の HTML & CSS 講座を受ける
STEP2:HTML & CSS 勉強後に JavaScript(jQuery) の勉強をする

具体的には…
- Progate で JavaScript コース全てやる
- Progate で jQuery コース全てやる
- ドットインストールではじめての JavaScript 全てやる
- ドットインストールで jQuery 入門全てやる
- こちらのサイトに書いてある動きを実際に実装する
最後に紹介してあるサイトに関して、Web サイトを作る中でよく出くわすパターンが書いてあるので、こちらの動きを実装することが出来れば、OKです!
STEP3:ポートフォリオを作成する

具体的には…
- ポートフォリオのワイヤーを書く(手書きでOK)
- ポートフォリオに書く項目を決めて、実際にコーディングしていく
- サイト作成が完了したあと、サーバーにアップ( ドメインとか自分で取得しなくても公開できる netlify がおすすめ)
ポートフォリオを公開したあとは、それを面接等でアピールしましょう!
コーダーになったあとの道一覧

コーダーになった後の道としては、以下が考えられます。
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- そのままコーダーを続ける
- Webデザイナー
- Webディレクター
- スクール講師
知識が0の状態からコーダーになるなら、どういう風に勉強していくか|まとめ
ここまで、コーダーとして働く(アルバイトする)ために必要なスキルや技術、勉強方法について書いてきました。
0から勉強を始めてコーダーになるという方には、パッと見学習する量が多いと感じるかもしれません。
ただ、ここで紹介したことを一度やってみて、自分に向いているのか判断できると思います。もし「楽しい」「面白い」と思ったのであれば、ぜひ学習を続けてみてください!
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