この記事では、「Web制作の現場で使うjQueryデザイン入門[改訂新版]」を読んでみてのレビューを書いています。

ずっと積ん読したままだったのですが、ようやく読み終えたので、その感想やどのような人におすすめかについても書いています
『Web制作の現場で使うjQueryデザイン入門[改訂新版]』のレビュー

全体的な感想

全体的に、jQuery の使い方から実際の現場でよく使うもののサンプルも書いていて良かったです
また、最後には jQuery のチートシートがあるので、リファレンス代わりに使えるなと思いました。
ただ、一つ懸念点をあげるとすると2013年に発行された本ということもあり、この本では jQuery1.9.0を使っている点です。
各章で学べること
1章:jQuery をはじめる前の基礎知識
ここでは jQuery とは何かについて説明し、その後 jQuery をどのようにして使うのかについて書いてあります。
jQuery を触ったことがないという方は最初にどこでjQueryを読み込めばいいのかわからないと思いますので、こちらを参考にすると良いでしょう。
2章:サンプルで学ぶjQueryのキホン
この章では jQuery で使用できるセレクターについて最初に書いてあります。
セレクターとは特定要素の場所を指定する処理。以下では、セレクターとして li 要素を指定しています。
$(function(){
$("li").css("color","blue"); //li要素の文字を青色に
}
また、フォーム機能やAjax・アニメーションについても軽く触れられています。
Ajaxを使用することで、RSSから新着記事を取得してサイドメニューに表示したりすることができます。
3章:現場で使えるデザインレシピ
この章では、実際の現場でもよく使うデザインレシピが色々と紹介されています。
実際に私自身、大学時代にWeb制作会社でコーダーとして働いていましたが、よく実装するものが載っていました。
ただ、スライダーの実装などは slick や swiper といったプラグインを使うことが多いです。
しかし、どういう仕組みでスライダーが動いているのかを理解してプラグインを使わないとカスタマイズする際に大変な思いをすると思うので、スライダーがどう動いているのかということを理解する意味でもプラグインを使わずに実装するのは良い練習になるなと思いました。
4章:jQuery プラグインでラクラクWeb制作
この章では jQuery プラグインの使い方や探し方、またプラグインの作り方についても書いてあります。
こういう人におすすめ
この本は、Webデザイナーの方やコーダーなどの非エンジニアが jQuery を効率的に学ぶために注力して書いたと述べられていました。
実際にこの本を読んでみて、jQuery について基本的な部分から勉強したい人におすすめだと感じました。
理由としては、基本の書き方から説明されており、サンプル数も豊富で100以上あるため、手を動かしながら学べる点がそう思った理由です。
jQuery デザイン入門を参考に作成したもの
アコーディオンメニュー
タブ
ツールチップ
『Web制作の現場で使うjQueryデザイン入門[改訂新版]』のレビュー|まとめ
ここまで、「Web制作の現場で使うjQueryデザイン入門[改訂新版]」のレビューについて書いてきました。
まとめると…
- jQuery の基本的な部分から勉強したい人におすすめ
- 2013年に発行された本なので、若干情報は古い
- ただ、実際の現場でも使うようなデザインレシピが書いてあるので、Web制作会社でコーダーとして働きたい人におすすめ
- サンプル数が多く、実際に手を動かしながら学べる
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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