この記事では、
- 「FP3級に合格したから、FP2級を受けたい!」
- 「だけど、FP2級はFP3級に比べて難しいって聞くなあ…」
- 「講座やスクールに通わずに、FP2級に独学2ヶ月で合格することは可能なのかな?」
- 「独学で進めていく場合、どのように勉強していけばいいのかな?」
という方に向けて書いています!
この記事を書いている筆者はというと、2018年の5月にFP2級試験を受講し、合格しております。

学科が42/60点、実技が70/100点です。

そこで今回は、FP(ファイナンシャルプランナー)2級に独学2ヶ月で合格に至るまでに行った勉強方法を中心に説明していきます!
FP2級の合格率
まずは、FP2級の合格率を確認してみましょう!
FP3級を受けた方なら分かると思いますが、試験機関には、「日本FP協会」と「きんざい(金財)」の2つがあり、各試験機関ごとに合格率が違います。
以下が2021年9月試験の合格率です。
合格率(日本FP協会) | 合格率(きんざい) | |
学科試験 | 50.56% | 25.46% |
実技試験 | 60.26% | 40.03% |
図より、下記のことが分かります。
- 日本FP協会の方が合格率が高い
- 学科試験よりも実技試験の方が合格率が高い

ちなみに私は、FP3級を受験した時と同様に、FP2級も合格率の高い日本FP協会で受験しました!
FP2級の試験内容
上述したように、FP2級試験は、「学科試験」と「実技試験」の2つがあります。
学科試験
学科試験は、「日本FP協会」「きんざい(金財)」ともに同じ内容になっています。
- 出題形式:マークシート形式、全問4択(合計60問)
- 合格点:36/60点以上
- 試験時間:120分

3級とほとんど一緒!
そう思った方もいると思いますが、2級の方が明らかに難しかったです。
なぜかというとFP3級は、マルバツ形式が30問と3答択一式が30問であったのに対して、FP2級は全問4択あり、1つ1つの選択肢の文章が長いからです。
なので選択肢をしっかり読みながら問題を解くと時間がかかります。
実技試験
学科試験とは違い、実技試験では、「日本FP協会」と「きんざい(金財)」で試験内容が異なります!

日本FP協会と金財のホームページをもとにまとめてみました
日本FP協会 | 金財 | |
出題形式 | 記述式40問 | 事例形式5題 |
出題科目 | 資産設計業務 | 個人資産設計業務・生保顧客資産相談業務・ 損保顧客資産相談業務・中小事業主資産相談業務のうちから1つ |
合格点 | 60/100点以上 | 30/50点以上 |
試験時間 | 90分 | 90分 |
日本FP協会の出題形式が記述式40問に対して、金財は事例形式5題です。
また、日本FP協会の出題科目が資産設計業務だけに対して、きんざいは、4つの科目の中から一つ選ぶという形になっていますね。
FP2級に合格するまでに使用した教材・参考書
まず、教科書は滝沢みなみさん著の みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2021-2022年 (みんなが欲しかった! シリーズ) がおすすめです。
続いて参考書も教科書と同じく、滝沢みなみさん著の みんなが欲しかった! FPの問題集 2級・AFP 2021-2022年 (みんなが欲しかった! シリーズ)がおすすめ!

FP3級の試験勉強の際にも使っていたシリーズで、すごく使いやすいです
このシリーズの良いところは、下記3点。
- 図での解説が分かりやすい
- 問題集の解説が丁寧
- 色分けされているので重要な箇所が分かりやすい
またFPの教科書は分厚くて持ち運びが大変という難点がありますが、この教科書は2つに分解できるので持ち運びにとても便利です!

独学でFP2級に合格するまでの勉強方法
- 1問題集を解く
教科書からではなく、問題集から解きます。
理由としては、先に問題の傾向を知ることで効率的に勉強できるという点と、FP3級に合格した方であれば、ある程度の知識を持っているので、解ける問題も多少あるからです。
1章(全部で6章)ずつ解いていくのですが、正解した問題には「×」、不正解だった問題には「○」、正解したけど理解しきれていない問題には「△」と、問題にチェックをつけていきます。
あとから問題集を解き直すときに役立ちます。
- 21章ごとに教科書を読む
1章問題集を解き終わったあとは、教科書で1章確認します。
以降この繰り返しで、2章(問題集)→ 2章(教科書)、3章(問題集)→ 3章(教科書)… のような感じで6章まで続けていきます。
- 3問題集を3周する
①②を6章まで繰り返したあとは2周目、3周目に入っていきます。
1周目で記号をつけたので、2周目では「○」と「△」の部分だけを解きます。
- 4ひたすら過去問を解く
問題集と教科書ともに2、3周しているので、大半の問題は難なく解けると思います。
なので残りの期間は過去問を解きまくりましょう!
過去問に関しては、以下のページで手に入ります。
過去問を解いて、不正解だった問題は教科書で確認します。
以上、① ~ ④をやることによって、自信をもって試験に臨むことができるかと思います。

この流れで試験勉強を行った結果、2ヶ月間の独学でFP2級に受かることができたので、勉強方法がわからないという方は、是非この方法を試してみてください!
FP2級に独学2ヶ月で合格した勉強方法を紹介!|まとめ
ここまで、「FP(ファイナンシャルプランナー)2級に独学2ヶ月で合格するための勉強方法」について書いてきました。
- 合格率は、金財より日本FP協会の方が高い
- 滝沢みなみさん著の教科書・参考書がおすすめ!
- 勉強方法としては、先に問題集を解いてから、教科書を読む
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

コメント