この記事では、

fp3級に合格したからfp2級を受けたい!
けどfp2級は3級に比べて難しいって聞くなあ…。
講座やスクールなどに通わずに、独学2ヶ月でも大丈夫なの?
独学の場合、どのように勉強していけばいいの?
という方に向けて書いています。
この記事を書いている僕は、2018年の5月にFP2級試験を受けてきました。結果はまだ分かっていませんが,自己採点では学科42/60点、実技68/100点で合格しています。
※追記
合格していました!(学科42点、実技70点)
そこで今回はfp2級に2ヶ月の独学で合格に至るまで行った勉強方法を中心に説明していきます。
fp3級をまだ受けていないよという方は【fp3級】独学でも1ヶ月あれば合格!おすすめの教材&勉強法の記事からどうぞ。
またfpについてもっと詳しく知りたいという方には お金の勉強をしたいなら絶対にファイナンシャルプランナー資格が良い理由 がおすすめです。
fp2級の合格率
まずはfp2級の合格率を確認しましょう。
fp3級を受けた方なら分かると思いますが、試験機関には日本FP協会ときんざい(金財)の二つがあり、各試験機関ごとに合格率が違います。
以下が2018年1月試験の合格率です。
合格率(日本FP協会) | 合格率(きんざい) | |
学科試験 | 45.63% | 28.53% |
実技試験 | 57.45% | 38% |
ここから、日本FP協会の方が高い合格率であることが分かります。また学科試験よりも実技試験の方が合格率が高いですね。

ちなみに僕はfp3級の時と同様に、fp2級も合格率の高い日本FP協会で受験しました!
fp2級の試験内容
fp2級は、学科試験と実技試験の2つがあります。
学科試験
学科試験は、きんざい(金財)、日本FP協会ともに同じ内容になっています。
- 出題形式:マークシート形式、全問4択(合計60問)
- 合格点:36/60点以上
- 試験時間:120分

3級とほとんど一緒w
そう思った人もいると思いますが、2級の方が明らかに難しいです。
なぜかというとfp3級は、○×形式が30問と3答択一式が30問であったのに対してfp2級は全問4択あり、1つ1つの選択肢の文章が長いからです。
なので選択肢をしっかり読みながら問題を解くと時間がかかります。
実技試験
学科試験とは違い、実技試験では日本FP協会ときんざい(金財)で試験内容が異なります。
日本FP協会と一般社団法人金融財政事情研究会のホームページをもとにまとめてみました。
日本FP協会 | きんざい | |
出題形式 | 記述式40問 | 事例形式5題 |
出題科目 | 資産設計業務 | 個人資産設計業務・生保顧客資産相談業務・ 損保顧客資産相談業務・中小事業主資産相談業務のうちから1つ |
合格点 | 60/100点以上 | 30/50点以上 |
試験時間 | 90分 | 90分 |
日本FP協会の出題形式が記述式40問に対して、きんざいは事例形式5題です。
また日本FP協会の出題科目が資産設計業務だけに対して、きんざいは、4つの科目の中から一つ選ぶという形になっていますね。
実際に使用していた教科書・問題集
まず教科書は滝沢みなみさん著の みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2019-2020年 (みんなが欲しかった! シリーズ) がおすすめです。

fp3級の試験勉強の際にも使っていたシリーズで、めちゃくちゃ使いやすいよ!
このシリーズの良いところは、
- 図での解説が分かりやすい
- 問題集の解説が丁寧
- 色分けされているので重要な箇所が分かりやすい
です。
またFPの教科書は分厚くて持ち運びが大変という難点がありますが、この教科書は2つに分解できるので持ち運びにとても便利です。
独学でのfp2級勉強方法(2ヶ月)
<0~1.5ヶ月の間>
①まずは問題集から解く
まず始めに問題集から解きます。
理由は2つあって、
- fp3級に合格した人ならある程度の知識をもっているので、解ける問題も多少あるから
- 問題集=過去問なので、出題の仕方や傾向を先に知れるから
です。
1章(全部で6章)ずつ解いていくんですが、ここでポイント!
実際にはこんな感じ。
あとから問題集を解き直すときに役立ちます。わからない問題がたくさんあると思いますが、そこで手を止めずに解き続けましょう。
②1章ごとに教科書を読む
1章問題集を解き終わったあと、教科書で1章確認します。
以降この繰り返しで、2章(問題集)→2章(教科書)、3章(問題集)→3章(教科書)…のような感じで6章まで続けていきます。
③2周、3周以上する
①②を6章まで繰り返したあとは2周目、3周目に入っていきます。1周目で×○△と記号をつけたので、2周目では○と△の部分だけを解きます。
<1.5~2ヶ月の間>
④ひたすら過去問を解く
問題集と教科書ともに2、3周しているので大半の問題は難なく解けると思います。なので残りの期間は過去問を解きまくりましょう。
過去問は以下のページで手に入ります。
過去問を解いて不正解だった問題は教科書で確認です。以上①~④をやることによって、自信をもって試験にのぞむことができます!

この流れで試験勉強を行った結果、独学でfp2級に受かることができたので、勉強方法がわからないという方は是非この方法を試してみてください
おわりに
ここまでの重要な箇所をまとめました。
- 合格率は日本FP協会の方が高い
- 滝沢みなみさん著の教科書・参考書がおすすめ
- 0~1.5ヶ月の間は問題集→教科書を2、3周以上繰り返す
- 1.5~2ヶ月の間は過去問を解きまくる

独学でも2ヶ月まじめに取り組めば合格できるよ!
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