Linuxサーバのスペック(メモリ、CPU、ディスク容量)を確認する方法についてまとめています!
【Linux】サーバのスペックを確認するコマンド集
メモリに関する情報を確認する
メモリに関する情報を確認する場合は、/proc/meminfoを確認すると良いです。
$ cat /proc/meminfo
表示される内容の簡単な説明です。
- MemTotal:物理RAMの総容量
- MemFree:未使用の物理RAM容量
- Buffers:ファイルバッファに使用されている物理RAM容量
- Cached:キャッシュメモリに使用されている物理RAM容量
- SwapCached:キャッシュメモリに使用されているSwap容量
- Active:使用中のバッファまたはページキャッシュ用メモリの総容量
- Inactive:バッファまたはページキャッシュ用の使用可能な空きメモリ総容量
物理RAMの総容量を確認する場合に、/proc/meminfoを見に行くことが多いです。
# 物理RAMの総容量を確認する
$ cat /proc/meminfo | grep "MemTotal"
CPUに関する情報を確認する
CPUに関する情報を確認する場合は、/proc/cpuinfoを確認すると良いです。
$ cat /proc/cpuinfo
表示される内容の簡単な説明です。
- processor:各プロセッサーが識別番号で表示される
- vendor_id:ベンダー名
- cpu family:システムに搭載されているプロセッサーの種類
- model name:プロセッサーの一般名
- flags:CPUがどのような機能に対応しているかなど
基本的に、プロセッサー数や物理CPU数、物理コア数、論理コア数を確認したい場合が多いかと思うので、その場合に使うと良いコマンドを下記に記載しました。
# プロセッサー数を確認する
$ cat /proc/cpuinfo | grep "processor"
# 物理CPU数を確認する
$ cat /proc/cpuinfo | grep "physical id"
# 物理コア数を確認する
$ cat /proc/cpuinfo | grep "cpu cores"
# 論理コア数を確認する
$ cat /proc/cpuinfo | grep "siblings"
ディスク容量を確認する
$ df -h
dfコマンドを用いると、ディスク容量を確認することができます(hオプションで、サイズに応じた読みやすい単位を表示)。
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