銀行の現状と課題、今後の展開が分かる「銀行はこれからどうなるのか」

銀行はこれからどうなるのか お金

この記事では、大学を卒業した後に銀行に就職しようと思っているけど実際銀行ってどうなの?

 

と疑問に思っている方に向けて書いています。

 

その答えとして、今回紹介する「銀行はこれからどうなるのか」を読むと、銀行の現状と課題、そしてこれからどのように事業を展開していくのかということが分かります!

 

 

銀行の課題

銀行がぶち当たっている困難として以下の5つが挙げられていました。

①貸出先や運用先がない、②預金の魅力がない、③異業種との競争環境激化、④規制の複雑化とその管理の難しさ、⑤大きすぎて変われない。

 

①の貸出先や運用先がないというのは、銀行からお金を借りるということ自体が古くなってきているということだと感じましたね。現代では、銀行からではなく自身の信用を活かしてクラウドファインディングするといったことができますし。

 

②の預金の魅力がないというのは、やっぱりマイナス金利政策が大きく影響していますよね。

 

③の異業種との競争環境激化は、IT業界や小売業などが考えられます。例えば、楽天やヤフーなんかは決済サービスだけでなく融資も始めているというから驚きです。またFinTechが浸透してきたことからもわかりますね。

 

④の規制の複雑化という面では、最近緩和されたんじゃないかなあと思っています。以下の記事でもそのように述べられていました。

 

 

⑤の大きすぎて変われないというのは、現在、変われる。いや変わったと思っています。例えば、みずほフィナンシャルグループなんかは、全従業員の4分の1まで減らし、今までとは違う人材を雇おうとしています。このことからも分かるようにメガバンクを筆頭に現在銀行は変革期を迎えているとも言えますね。

 

地方銀行の三重苦

メガバンクは資金利益を伸ばしていますが、地方銀行は三重苦に直面していると言います。

①貸出を伸ばせない②利鞘が縮小する③利回りがない

 

やはり、この問題を解決するには大枠で考えて、資金をたくさん持っている銀行が資金の少ない(小規模)の銀行を取り込んで、拡大することが大事だと思いますね。本書でも、そのように述べられていました。

 

銀行の今後の姿

銀行の未来の姿は、以下の4つになっていくと述べられていました。

①モバイル型②プライベートバンク型③投資銀行型④クラウド型

 

まず1つ目のモバイル型。

個人がスマートフォン(スマホ)やモバイル端末で決済・資産形成・借入を完結できるサービスを提供できるプラットフォーム。

 

最近では、当たり前のような形になりつつありますね。アメリカのように銀行口座と紐付けて決済に対応できるようになるかどうかですね。

 

2つ目がプライベートバンク型。

すでに運用できる資産を持っている富裕層向けに資産運用アドバイスを行う。

 

このプライベートバンク型は、鳥の目で相手の立場になって資産運用のアドバイスをすべきだということですね。

 

3つ目は投資銀行型。

顧客企業の「事業計画の評価」とそれに伴う「資金調達」を併せて行える銀行。

 

この投資銀行型こそ本来の銀行が果たすべき役割だと述べられていました。主に、企業に対するコンサルと資金調達ですね。

 

たしかに筑波大学の教授である落合陽一さんも、「Weekly Ochiai」でそのようなことを言っていました。

 

4つ目はクラウド型。

決算データや大量の取引データをもとに、リスク内容と提供できる信用を機械的に判断し、貸出を行う。

 

このクラウド型は普通に考えて、IT業界が有利ですね。金融業界とIT業界で競争を行うのではなく、FinTechがより浸透していけばクラウド型が拡大していきそうです。

 

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おわりに

今回は、銀行の現状や課題、今後の展望について「銀行はこれからどうなるのか」から学びました。

 

銀行について詳しく分かっていない人でも、分かりやすい書き言葉と用語で書かれています。銀行について詳しく知りたいという方は是非読むべしです!

 

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